20150205 EURUSD H Span Model.gif
本日も、昨日に続き、ユーロドルを具体例として取り上げます。
添付チャートは、午前8時30分現在のユーロドル(EUR/USD)60分足スパンモデルスペシャルです。スパンモデルスペシャルとは、スパンモデルとスーパーボリンジャーを併せたものです。尚、添付のチャートは、通常のスパンモデルに、センターライン(薄青色ライン)、プラス・マイナス1シグマライン(緑色ライン)、プラス・マイナス2シグマライン(オレンジ色ライン)、プラス・マイナス3シグマライン(水色ライン)だけを追加した簡易型のスパンモデルスペシャルです。
以下、現時点での、幾つかの判断ポイントをご紹介します。
<<要点>>
ユーロドル相場は、60分足スパンモデルスペシャルにて、ブル・ベアの分岐点に位置しています。つまり、目先、押しの安値を付けて反転上昇に向かうか、それとも、ユーロ本格下落トレンド入りするかどうかの瀬戸際に直面しています。
<<幾つかの判断ポイント>>
■赤色スパンの向きは、直近のローソク足にて、下方向に変化しましたが、一旦は逆行(広義)と見なすことができ、押しの安値を付けるタイミングを示唆しています。長期下落トレンド入りするかどうかの判断にはもう少し時間を要します。
■遅行スパンは、ローソク足やゾーンの下方を推移しており、中期基調として、ユーロ売り優勢を示しています。(中期トレンド方向、基調トレンド方向)
■スパンモデルシグナルは、ユーロ売りシグナルが点灯しています。一旦は逆行と判断します。つまり、一旦は押しの安値を付けやすい時間帯を示します。
■実勢レベル(60分足)終値は、青色スパンの下方を推移しており、短期的に見て、ユーロ軟調な展開を示しています。(短期トレンド方向)
■短期的なトレンド方向やモメンタムを教えてくれるスーパーボリンジャーでは、現在、60分足終値がマイナス1シグマラインの下方を推移しており、ユーロ本格下落トレンドを示しています。(短期の判断)
<<今後の注目ポイント>>
■今後については、目先のユーロ安値を付けて反発するか、それとも、本格下落トレンド入りするかどうかの瀬戸際に位置しています。それだけに、短期的には、60分足終値がマイナス1シグマラインや青色スパンの下方を推移し続けていくかどうか、また、中期的には、遅行スパンが陰転継続するか、さらに、長期的には、赤色スパンの下方向の推移が続くかどうか等々が注目です。
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