20110707EURUSD H Span Model.GIF
この最近も、通貨ペアによって相場変動率がかなり異なる状況が続いています。ドル円は相変わらず膠着気味となる一方で、ユーロ関連の通貨ペアは引き続き変動率が高い状態が続いています。その分、収益チャンスも大きくなっています。資金の効率的利用には、取引通貨ペアの選択は大きな要素となります。
さて、添付チャートは、7日午前9時20分現在のユーロドルの60分足スパンモデルです。
現在、レジスタンスゾーン(赤色ゾーン)が出現しており、ユーロ売りシグナルが点灯し続けています。そして、実勢レベルがレジスタンスゾーン下限ラインに抑えられながら下落していること、遅行スパンが陰転継続していることから、典型的な下落相場となっていることが見てとれます。
尚、ご覧の通り、買いシグナルは6月28日早朝に発生し、その後、継続的に上昇した後、7月5日の夕刻に売りシグナルが点灯しているのが分かります。
今後の注目ポイントは、いつものことながら、実勢レベル60分足終値がレジスタンスゾーン下限ラインに抑えられ続けるか、そして、遅行スパンが陰転し続けるかどうかです。「余計な相場予想」をせずに、淡々と相場と向かい合うことが肝要です。
尚、「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」の詳しい見方・使い方については、私の著書「マーフィーの最強スパンモデルFX投資法」をお読み下さい。 
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