ドル円相場の1時間足分析です。
添付チャートは、ドル円の1時間足をスーパーボリンジャーで表示したチャートです。
以下、午前7時15分頃現在での動きについての分析、判断です。
現在、レンジ局面と判断します。
遅行スパンが陰転しつつもローソク足に絡んでいることや、バンド幅が収束傾向であることなどが判断根拠です。
目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面です。
カウンタートレーディングの基本戦略としては、+1σラインから+2σラインにかけての価格帯は戻り売りゾーン、-1σラインから-2σラインにかけての価格帯は押し目買いゾーンとなります。
尚、トレンド発生の際の「相場の放れ」の条件は、
1)遅行スパンがローソク足から上放れる(陽転する)、もしくは、下放れる(陰転する)、
2)終値が+2σラインの上方にて引ける、もしくは、-2σラインの下方にて引ける、
3)バンド幅が拡大傾向に転じる(「エクスパンション」と言う)、
4)遅行スパンがローソク足のみならず、+-2σラインをブレイクすること、
等々です。
また、遅行スパンの同期性にも注目したい場面です。
遅行スパンの同期性とは、遅行スパンの上げ下げのリズムとローソク足の上げ下げのリズムがほぼ一致することです。互いが相関しながら動くことを指します。ちなみに、相関には、正相関も逆相関もあります。