■ドル円日足スパンオートシグナル

ドル円相場の日足分析です。

添付チャートは、ドル円の日足をスパンオートシグナル
https://www.xfine.info/sauto/ ) で表示したチャートです。

以下、午前7時15分頃時点の動きについて、スーパーボリンジャーの部分
に限定して解説します。

<スーパーボリンジャー>

現在、緩やかな上昇トレンド局面と調整反落局面のシナリオが併存する
という、トレンド方向の判断に迷いやすい場面が続いています。

このような場面では、相場が往来しやすくなります。

判断根拠は、
1)遅行スパンが陽転していること、
2)終値がセンターラインの上方を推移していること、
3)バンド幅が縮小傾向であること、
4)終値が+1σラインを下回って引け、調整反落局面入りとなっていること、
等々です。

今後の注目点は、終値がセンターラインを上回り続けるか、それとも、
下回るかどうかです。また、終値があらためて、+2σラインを上回るかどうか
も注視したい場面です。

すなわち、終値がセンターラインを上回り続けるかぎり、緩やかな上昇
トレンド継続となる一方で、終値が同ラインの下方で引けると、本格的な
調整反落局面入りする可能性が高まります。

尚、昨日の日足終値が再び+1σラインを下回ったことで、調整反落局面の
シナリオがより可能性が高まったと読めます。

トレード戦略としては、終値が+2σラインを上回るまでは、+1σライン接近
から+2σライン水準にかけては戻り売り戦略が有効な局面と判断します。

一方、今後、終値が+2σラインを上回る場合は、改めて、本格上昇トレンド
局面に入ることになるため、調整反落局面シナリオで持った売りポジション
はロスカットすることになります。

また、終値がセンターラインを上回っているかぎり、買いポジションをキープ、
終値が同ラインを下回ると手仕舞いという戦略も考えられます。

そして、終値がセンターラインを下回り、本格的な調整反落局面の中に入って
いく中で、売りポジションを建てる戦略も検討したいところです。

このように、緩やかな上昇トレンド局面と調整反落局面が併存する場面は、
判断に迷う局面であり、相場が往来しやすい地合いにあると読みます。

したがって、日中トレードにおいて、下位の時間軸チャートを用いて、
カウンタートレーディングを行うのが効果的であるケースが多くなります。

 

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★★添付チャート内のスパンモデルは、スパンオートシグナルで表示したものです。

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