20150316 USDJPY H Span Model.gif
ドル円相場を具体例として取り上げます。
添付チャートは、午前8時30分現在のドル円(USD/JPY)60分足スパンモデルスペシャルです。
(スパンモデルスペシャルについては最後部をご参照)
以下、現時点での、幾つかの判断ポイントをご紹介します。
<<要点>>
ドル円相場は、60分足スパンモデルスペシャルにて、目先、引き続き、レンジ、揉み合い相場となっています。そして、レンジ相場において特に頻発するスパンモデルシグナルの「逆行パターン」が見られます。引き続き、レンジトレーディングに活用したい場面です。
<<幾つかの判断ポイント>>
■赤色スパンの向きは、引き続き、下落方向であり、長期的には、ドル下落トレンドを示しています。尚、既報の通り、赤色スパンが下落方向に変化したタイミングにて、一旦は安値を付けています。これも、広義の「逆行パターン」です。
■遅行スパンは、ローソク足やゾーンに絡み、レンジ、揉み合い相場を示しています。
■実勢レベルは青色スパンの上方を推移しており、目先はドル底固さを示しています。もっとも、ここしばらくは青色スパンを挟んで上下しており、揉み合い相場特有の動きとなっています。
■スパンモデルシグナルは、ドル買いシグナルが点灯しています。もっとも、レンジ、揉み合い相場にて特に見られる「逆行パターン」、つまりは、一旦はドル高値圏となって反落していることが確認できます。
■加えて、短期的なトレンド方向やモメンタムを教えてくれるスーパーボリンジャーでは、現在、バンド幅が収束する中で、60分足終値がセンターラインを挟んで推移しており、目先、レンジ相場の地合いにあります。
<<今後の注目ポイント>>
■総じて、レンジ相場の地合いにあり、目先はレンジトレーディングを行うか、それとも、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面です。尚、レンジトレーディングの際は、特に、スパンモデルシグナルの逆行パターンを活かしたい場面です。
■「遅行スパンアタッカー」のご紹介
私が最も重視する「遅行スパン」をベースにしたトレンド発生のタイミングを教えてくれるツール、「遅行スパンアタッカー」をリリースしました。
■「マーフィーの無料FX講座」のご紹介
本物のトレード手法を「マーフィーの無料FX講座」にて学んで頂けます。
短期間にエッセンスを知ることが出来る無料コースです。
★スパンモデルスペシャルとは、スパンモデルとスーパーボリンジャーを併せたものです。尚、添付のチャートは、通常のスパンモデルに、センターライン(薄青色ライン)、プラス・マイナス1シグマライン(緑色ライン)、プラス・マイナス2シグマライン(オレンジ色ライン)、プラス・マイナス3シグマライン(水色ライン)だけを追加した簡易型のスパンモデルスペシャルです。