20150209 USDJPY H Span Model.gif
本日は、ドル円相場を具体例として取り上げます。
添付チャートは、午前8時30分現在のドル円(USD/JPY)60分足スパンモデルスペシャルです。スパンモデルスペシャルとは、スパンモデルとスーパーボリンジャーを併せたものです。尚、添付のチャートは、通常のスパンモデルに、センターライン(薄青色ライン)、プラス・マイナス1シグマライン(緑色ライン)、プラス・マイナス2シグマライン(オレンジ色ライン)、プラス・マイナス3シグマライン(水色ライン)だけを追加した簡易型のスパンモデルスペシャルです。
以下、現時点での、幾つかの判断ポイントをご紹介します。
<<要点>>
ドル円相場は、60分足スパンモデルスペシャルにて、ドル上昇トレンドに乗っています。先週末米雇用統計発表直前の青色矢印のタイミングでドル買いサインが出現して以降、ドル上放れた格好です。そして、現在、ブル・ベアの分岐点(続伸か反落か)に位置しているのが確認できます。
<<幾つかの判断ポイント>>
■赤色スパンは上向きとなっており、長期トレンドは、ドル高です。
■遅行スパンは、ローソク足やゾーンの上方を推移しており、ドル買い優勢を示しています。(中期トレンド方向、基調トレンド方向)
■スパンモデルシグナルは、ドル買いシグナルが点灯しています。先週末米雇用統計発表直前の、青色矢印のタイミングにて、ドル買いシグナルが点灯し、その後、ドル上昇、上放れたことが確認できます。
■実勢レベル(60分足)終値は、青色スパンの上方を推移しており、短期的に見て、ドル堅調な展開を示しています。(短期トレンド方向)
■短期的なトレンド方向やモメンタムを教えてくれるスーパーボリンジャーでは、現在、60分足終値がプラス1シグマラインに支えられて推移しており、ドル本格上昇トレンドを示しています。(短期の判断) 
<<今後の注目ポイント>>
■目先、本格ドル上昇トレンド継続となるか、それとも、調整の反落局面入りするかどうかの瀬戸際に直面しています。つまり、短期的には、60分足終値がプラス1シグマラインや青色スパンの上方を推移し続けていくかどうか、また、中期的には、遅行スパンが陽転継続するか等々が注目です。
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