添付チャートは、10日午前10時50分現在の豪ドル円の60分足スパンモデルです。
まず、左円枠内が示す通り、遅行スパンはローソク足を僅かに下回って推移、陰転継続しており、引き続き、豪ドル売り優勢を示唆しています。
そして、右円枠内が示す通り、実勢レベルは、レジスタンスゾーン下限ラインを上回り、レジスタンスゾーン内にて推移しており、豪ドル底固い展開となっていることが分かります。
ここでの注目点は、実勢レベルがレジスタンスゾーン下限ラインを上回って推移すること自体、相場が底固いことを示唆していることです。
もっとも、遅行スパンが陰転ないしは、ローソク足に絡んで推移する限りは、基調としての下落トレンドに変化ない為、レジスタンスゾーン上限ラインに掛けての水準は戻り売りのターゲットゾーンとなります。
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