20111229 EURJPY H Super Bollinger.GIF
安値を更新しているユーロ円相場ですが、下落の動きは、以下の通り、スーパーボリンジャーにて明確に現れていたことが見てとれます。
添付チャートは、29日午前9時40分現在のユーロ円の60分足スーパーボリンジャーです。
まず、左円枠内が示してる通り、遅行スパンがローソク足から下放れてしていたことで、ユーロ売り優勢と判断されていました。
それとほぼ同じタイミングにて、右円枠内が示す通り、実勢レベル終値(60分足終値)がマイナス1シグマライン(緑色ライン)を下回って引けました。つまり、下放れの条件が整ったことになりました。
それでも、しばらくは、膠着気味の展開となっていましたが、60分足終値は、マイナス1シグマラインを下回り続けたことが分かります。そして、その後、大きく下落するに至ったわけです。
尚、現在、マイナス1シグマラインを下回って推移し続けていること、遅行スパンは陰転継続していること、バンド幅は拡大し続けていることなどから、巡航速度の下落トレンドに乗っていることが確認されます。
今後、マイナス1シグマラインを上回って引けると、底固くなって反転上昇する可能性が高まりますが、それまでは、軟調な地合いが継続すると読んでいます。
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