20110905USDJPY D Super Bollinger.GIF
添付チャートは、5日午前8時50分現在のドル円の日足スーパーボリンジャーです。日足ベースですから、中長期の動きを探る上で参考になるスーパーボリンジャーです。
ここ最近、市場の関心を集めながらも、小動き、膠着相場となっているドル円相場ですが、日足スーパーボリンジャーを見ると、まさに、「煮詰まって」おり、相場変動のタイミングが近づいているように見受けられます。
右円枠内が示す通り、実勢レベルはセンターライン(青色ライン)に絡む動きをしており、バンド幅も収束しています。また、この最近、プラス1シグマラインとマイナス1シグマラインの間で推移してきたことで、典型的なレンジ相場であったことが分かります。今後、プラス1シグマラインを上回って引けるか、マイナス1シグマラインを下回って引けるかで、相場のトレンド性が高まるものと予測されます。
そして、左円枠内が示す通り、遅行スパンがローソク足に絡む格好で推移しており、やはり、レンジ相場継続中であることを示唆しています。この遅行スパンがローソク足から放れるタイミングにて相場のトレンド性が高まりやすくなる点、注意が必要です。
いずれにしても、相場の変化に備えたい局面が近づいているようです。
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