20110719EURUSD H Span Model.GIF
添付チャートは、ユーロドルの、午前9時10分現在の60分足スパンモデルです。
チャート内右円枠内が示す通り、昨夜以降、ユーロ上昇傾向を強めています。実勢レベル60分足終値がレジスタンスゾーン(赤色ゾーン)の下限ラインを上回って引けて以降、上昇に弾みがついている点、お分かり頂けると思います。
そして、左円枠内が示す通り、遅行スパン(紫色ライン)はローソク足に絡む格好で推移しています。尚、このように、陰転している遅行スパンがローソク足にぶつかるタイミングは、レジスタンスに直面していることになります。
その意味で、戻り売りの急所でもあると判断出来るわけです。もちろん、さらに続伸していき、遅行スパンがローソク足を上方ブレイクし、陽転していけば、シナリオ変更となります。
また、実勢レベルがレジスタンスゾーンを上回って推移している場面では、売りは慎重である必要があります。この辺りの判断は、スーパーボリンジャーを併せた総合的な判断が望ましいです。
すなわち、現在、60分足スーパーボリンジャーのプラス1シグマラインを上回って推移しており、ユーロ堅調相場と判断出来るからです。同ラインを下回って引けるまでは、売りは慎重、もしくは控えるのがベターです。
尚、「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」の詳しい見方・使い方については、私の著書「マーフィーの最強スパンモデルFX投資法」をお読み下さい。 
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