昨日、多くの通貨ペアは上昇しましたが、ニューヨーク時間後場あたりからは上値の重い展開が続いています。
まさに一筋縄にいかない相場展開と言え、為替相場らしい動きをしてくれているようです。
「上がったり、下がったり」は相場の常ですが、起きている間に自分の思惑通り動いていても、寝ている間に相場が反転してしまうケースは、やはり為替相場に多く見られることです。
何と言っても1日24時間動いているわけですから、当り前なのですが、やはり肉体的、精神的には酷な相場であることは事実です。
ただ、それが、為替相場をさらに面白くさせてくれる要素でもあると、私は思っています。
ところで、全体的な相場の流れは、時間のリズムに沿った動きをしており、多くの通貨ペアの反転、上昇と読んでいますが、上値レジスタンスとして意識しなければならないレベルを考慮に入れておく必要はあります。
一例として、ドル円相場ですが、週足スーパーボリンジャーのセンターライン水準が今週時点で、94.30円近辺に位置することです。
同レベルは、終値ベースで重要なレジスタンスラインとなります。
クロス円相場に影響を当たる要因の一つとして頭に入れておきたいところです。