米株価軟調下落、それを受けての日経平均軟調地合いや米ビッグ3の再建策を巡って神経質な動きが続いています。
ところで、ここまでの動きで注目すべきはユーロドルの動きです。
現在、ユーロドルは底割れしたかに見えますが、時間分析を行ってみると意味ある時間を経過したことが分かります。
どういうことかと言うと、ユーロドル戻り高値1.4720を付けた昨年12月18日から、昨日時点で43日経過しました。
43日とは、私が重要視している基本数値の一つである「42」の近似値です。
要するに、私が「変化時間帯」と見なしている時間に差し掛かったということで、意味があると読んでいます。
実は、過去に似た動きがありました。
昨年9月22日に戻り高値1.4867を付けたユーロドル相場は、その後大きく下げ、1.2329を付けましたが、安値圏で揉み合った後、9月22日から45日目であった11月21日に1.2431を付けた後、反転、上昇に転じました。
相場は、「時間のリズム」でもって見ることが大事です。
今回のユーロドル相場も意味のある時間帯に差し掛かっていると判断して良さそうです。