![]() マーフィーこと柾木利彦 (まさき としひこ)
1956年生 1980年大学卒業後、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。 ニューヨーク支店、東京本部の ドル円チーフディーラーを経て、 1992年米銀大手のシティバンク・欧州系大手のオランダ銀行東京支店 などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍、現在に到る。 その間、「東京市場委員会」での副議長や「東京フォレックスクラブ」委員などを歴任。 卓越した市場関連知識を持ち、TV・ラジオ・新聞等で数多くの情報発信を行い、 お問い合わせ先 発行 |
2008年11月23日
以下は本日発行しました無料メルマガの本文です。どうぞ、ご一読下さい。 ■まずはご報告です。 この度、日本実業出版社から「FXデイトレード必勝マニュアル」と言う本(雑誌形式のエスカルゴ ムック)が出版されました。 その中で、「緊急インタビュー」と言う形で私のインタビュー記事がP86~91にかけて載っております。(正直、写真が気に入りませんが・・・) 「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」のごく簡単な紹介もあります。 どうぞ、ご参考にされて下さい。 ■さて、マーケットですが、ここ最近の相場も、相変わらずニューヨーク時間午後の株価動向に大きく左右される傾向が強いと言えます。 この週末のマーケットも同様の展開となり、ダウが大幅に上昇したのに連れる格好で、ニューヨーク市場の引けにかけてドル高、円安、高金利通貨高となりました。 目立った「材料」「きっかけ」としては、ニューヨーク時間午後に「オバマ次期米大統領はガイトナーNY連銀総裁を次期米財務長官へ任命する」との報道が入り、週明けにも経済チームを発表するとの観測報道も伝わったことを受けて、株価が大幅に上昇、為替相場もドル買い円売り、高金利通貨買い円売りが膨らんだことです。 それにしても、最近のニューヨーク市場午後のマーケットには「魔物」が住んでいるかのようです。 為替市場が株価動向に一喜一憂するという地合いがあるのは事実ですが、マーケットの終盤にて大きく動くケースが増えています。 夜、寝る時に「ダメもと」で出しておいた売りオーダー(もしくは買いオーダー)が成約していた、というのは日常茶飯事です。 しかも午前3時時点に一瞬起きた時は、実勢レベルがまだオーダーから離れた水準にいたのに、6時過ぎに起きる頃には、オーダーが成約していたというケースが何度かありました。 もっとも、このような出来事は、かつてのマーケットでは決して珍しいものではありませんでした。 私が為替トレーダーとしてニューヨークに駐在していた当時(1984年~1990年)は、ニューヨーク市場の昼過ぎから大きく相場が変動していたものです。 当時、オセアニア市場も元気があり、オーストラリアやニュージーランドの銀行には、ニューヨーク市場の引け際から東京市場のオープンにかけての間隙を充分に埋める存在感がありました。 その意味では、為替市場が活気を取り戻してきたと言えるのかもしれません。 ■さて、このような相場展開が続く昨今のマーケットの中で、どのようにトレードすれば良いのか、ここで私のトレードのご紹介も含めて、少しお話してみたいと思います。 実は、私の「有料掲示板」の最近の内容から受ける印象、さらには、先日、ある証拠金会社の社長と話していた時に、ここ最近の個人投資家の皆様が相当ご苦労されているとの話を伺ったことなどを理由に、メルマガでは、出来るだけ現実に即したお話をしようと考えた次第です。 もっとも、紙面の関係上、内容に限界はあることをお含みおき願いたいと思います。 ただ、今後は、このような内容もどんどん書いていきたいと思います。 ■まず、ここ最近のマーケットの特徴を考えてみたいと思います。 1)ドルを軸とした動きというよりはドル円、クロス円を中心とした動きであること 株価動向、信用リスク状況に左右される相場展開であること 2)相場変動率が著しく上昇していること 3)引き続きクレジット市場の動向が大きな変動要因となっていること リスク許容度の強弱が高金利通貨買い円売りポジションの造成度合いに影響を与えるという 思惑が、半ば「ファッション化」していること (1)と(3)は互いに関連し合っていますが、(2)はここ最近のマーケットの明確な特徴と言えそうです。 ■ここまで相場変動率が高いと一日の中で完結するデイトレードでも充分に収益チャンスはあります。 まして、2日、3日程度にまたがるスイングトレードであれば、さらに夜中のマーケットにて発生している値動きも生かすことが出来、一段と収益チャンスが増えることになります。 ただ、当然のことながら、損失を被る可能性も高まります。 すなわち、相場変動率が高い為に、ロスカットオーダーがヒットする確率が一段と高まるからです。 そこで、やはり推奨されること(私自身も行っていること)は、ポジションのサイズを減らすことです。 ポジションのサイズを減らすことで、リスク許容度を増大させることが出来ます。 このリスク許容度を上げることが出来るというメリットに加えて、トレードする際の精神状態にも、多大なるプラス効果があるとここで触れておきたいと思います。 ここで、ご参考の為に、先日、私が「マーフィーの実践トレードコーチング有料掲示板」に書かせて頂いた「コラム」から一部を抜粋したいと思います。 以下、引用です。 ■「デモトレード」と「実践トレード」の違いはどこにあるのでしょうか? 一般的に言って、「デモトレード」では上手くいくけれども、自己資金で実際のトレードを行うと損失を被ってしまうケースはよくある話です。 同じような例えで、相場を語らせるとかなり的確な相場観を伝えることが出来る人が、いざ、実際に自己資金でトレードをすると、全然上手くいかないケースも多いのです。 一体どうしてこのような事になるのでしょうか? それは、ひとえに人間の脳の構造に原因があるようです。 人は、同じプレッシャーを受けても、そのストレス状態を楽しみながら活力に変換出来る人と、不安を覚えて逃げ出したり落ち込んだりしてしまう人もいます。(脳科学者の茂木健一郎氏の解説) 茂木氏によると、人間は脳のモードを、「集中モード」「リラックスモード」「本気モード」等々、状況に応じて、無意識的に使い分けているようです。 同じ人が、状況次第で全く違った心の状態になるわけです。 実は、この「モード」の切り換えを上手に出来れば、余計なストレスを撥ね退けることが出来るわけです。 言ってみれば、この「モード」は人が潜在能力として持っている力です。 この自然と備わっている潜在能力を如何に引き出すことが出来るかが、トレードの世界での成功にもつながると考えています。 私は、自己資金を使った実践トレードにても、デモトレード時に感じている「リラックスモード」を維持出来れば、デモトレード時と同様の上手なトレードが出来ると思います。 私は、この「リラックスモード」を得る為の簡単な方法の一つとして、ポジションサイズを減らすことをお勧めします。 例えば、10万通貨単位でトレードしている人は、1万通貨単位に下げる、1万通貨単位でトレードしている人は、1千通貨単位に下げることです。 そうすることによって、「リラックスモード」を得ることが出来、ひいては、「上手なトレード」がより簡単に行うことが出来るわけです。 また、スパンモデルの特色である「色の変化」を通じて売買判断を行うことが、この「リラックスモード」を自然と手にしているのだと考えています。 「スパンモデル」のメリットはそういう科学的な根拠にも依っている点、ご理解頂けると幸いです。 いずれにしましても、この人間の脳の構造を生かした、有効的なトレード環境を自らに与えてあげては如何でしょうか? 以上、コラムからの抜粋でした。 ■上記で触れた、ポジションを減らすことは、単純に証拠金維持率を上げるにとどまりません。 はっきり言って、私は、レバレッジを上げること自体をお勧めしません。 最近では、100倍でも決して珍しくない状況のようですが、今の相場であると、よほど短期のトレードを、しかもほんの僅かな損失限度額でもって行わない限り、成功する確率は小さいと思います。 尚、ここで問題点ですが、レバレッジを上げてしまうと、相場と向き合うことが出来なくなるリスクが高まります。 すなわち、いつも、自分の損失限度額、ロスカットレベルを気にしていなければならないのです。 「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」さらには「アクティベート時間分析」(私独自の時間分析)でもって相場と真正面から向き合うにはレバレッジを下げる必要があります。 そもそも、何故、レバレッジを上げる必要があるのでしょうか? 恐らくは、少ない証拠金で短期間に巨額の利益を得るため、というのが大きな理由かもしれません。 世の中には、「~か月で~百万円が~億円に」と言ったキャッチフレーズでもって、個人投資家を引き付けようとする怪しい商材が溢れているようです。 全てとは言いませんが、多くは過去のマーケット推移から最大の収益を生むために「逆算」した単純な「システムトレード」であると想定されます。 ■最も大切なことは、資金ではなく、「時間にレバレッジをかける」ことです。 数か月で云々ではなく、もっと年月を掛けてこれからの運用をお考え頂きたいのです。 そうです。「時間」を味方にして頂きたいのです。 ここで簡単な具体例で話をしてみたいと思います。 仮に50万円の証拠金でも、1か月に5万円の純利益を上げれば、1年間で60万円の収益となり、年率換算でなんと120パーセントの運用となります。年末には手元の資金が110万円となるわけです。 2年目はこの元手110万円を運用するとして、1年目と同様に年率120パーセントの運用を行えば、2年目の終りには手元資金が242万円となります。 このように繰り返していくと、5年後には手元資金がなんと2576万円に増えることになります。 5年間の途中における実際の運用に当たっては、ポジションサイズが増えることもあり、様々な制約等も発生すると思われ、運用の年率換算だけで済むほど簡単な話ではないのは当然のことです。 しかし、ここで肝心なことは、50万円の元手で1カ月5万の利益を上げることが出来るかどうかであり、もしそうであるならば、100万円の元手があれば月10万円、200万円の元手であれば月20万の利益となるわけです。 要するに、50万円の証拠金で月5万円を如何にして稼ぐかの訓練をすれば、その「トレードルール」を徹底的に自分のものとすることで、完全にFX投資の「勝ち組」に入れるわけです。 そして、とにかく、決して焦らず、「時間を味方につけて」頂きたいのです。 もう一度繰り返します。 レバレッジをかける相手は、証拠金ではなく、時間なのです。 そうすることで、一番肝心なこと、すなわち、「マーケットを相手にすること」が出来るのです。 どうも、多くの個人投資家は自らの懐、すなわち「自己資金」を相手にしてしまっているようです。 本来、相手にすべき対象が、本来の相手である「マーケット」に向かわずに、「自分」に向かっているわけです。 「自分」すなわち、自分の懐事情に左右されているわけです。 そして、現実には、マージンコールや自動ロスカットを恐れているのです。 挙句の果てに、自動ロスカットに掛らないために、資金を足して証拠金比率を上げようと悪戦苦闘されている個人投資家もおられるようです。 「可愛い自分のポジション」が自動ロスカットの憂き目に会って消されてしまわないために、何とか資金工面しようと躍起になってしまっているわけです。 実際に私の手元にそのようなご経験をされた方からメールが届きました。 なんとも悲惨な内容で、本当にお気の毒な方であると思いました。 そのような方々は、もはや、肝心な相手である相場(マーケット)がどう動いているかなど「そっちのけ」となってしまっているのです。 相場は、こちらの懐事情を勘案して動いているわけではありません。 どこかのセリフではありませんが、「相場は現場で起こっている」のです。 いずれにしましても、肝心の相場と向き合うことが出来ないほどレバレッジを上げることの意味はないどころかか、マイナス効果が多いことを重々理解して頂きたいのです。 ■ということで、私は、レバレッジは10倍程度をお勧めします。 それ以下のレバレッジでももちろん構いませんが、かなりの長期間に亘ってポジションをキープするケース以外は必要ないと思います。 ところで、レバレッジを下げておくと安全だと認識されている個人投資家の方がおられるようですが、それもやはり「マネーマネジメント」上、危険な考え方と言えます。 この「安全」だという考え方は、「評価損」を損失とは見なさない発想から生じているものと考えられます。 実際のところ、レバレッジを下げても、損失額は何ら変わらないのです。 例えば、ドル円を1万ドル(1万通貨)買う場合、レバレッジが2倍であろうと、10倍であろうと、30倍であろうと、1円の変動につき1万円の損益のブレがあるということです。 この点は、当り前のことでありながら、意外と落とし穴になっているようです。 実際、「のほほん」と自分のポジションを「ゆったり」とキープしている個人投資家がおられるのは驚きです。 「ゆったり」とした気持ちでトレードすること自体は、素晴らしいことです。 しかし、相場の方向性を半ば既成事実であるかのように、先入観でエントリーされている投資家が多いのは気になります。 中には、「外貨預金」の感覚で、レバレッジ2倍程度でFXを行われている方がいらっしゃるかもしれませんが・・・。 完全に外貨預金であれば、投資の一手段であることは事実であり、その効用は充分にあるとは考えられます。 しかしながら、たとえ1万通貨でも、10円逆に動くと10万円、20円逆に動くと20万円の損失であることに何ら変わりはないのです。 本来のマネーマネジメントの考えからは、レバレッジの倍率に拘ることは、資金管理、損益管理の肝心なところが欠落してしまっているとしか思えないのです。 やはり、本来の相手であるマーケットと対峙していない悪い思考パターンであると言えましょう。 と、ここまで書いてまいりましたが、大した内容にまで進まないうちに紙面の数だけが進んだようです。 また、実際のトレード方法等につきましては、次回以降に触れてみたいと思います。 以上です。 2008年11月21日
添付のチャートは豪ドル(対USD)の60分足スーパーボリンジャーです。 19日(水曜日)の海外市場にてセンターラインを下割れて引けて以降、実勢レベルがマイナス1シグマラインに抑えられて推移(終値ベース)しているのが分かります。 今後、マイナス1シグマラインを上抜けるか、それとも抑えられ続けるかがポイントと言えます。 詳しい解説は、『マーフィーの実践トレードコーチング有料掲示板』 2008年11月20日
添付のチャートはユーロ円相場60分足スーパーボリンジャーです。 センターラインが下落傾向にある中、実勢レベルがマイナス1シグマラインに抑えられて推移しているのが分かります。 一方で、マイナス2シグマラインに支えられて推移しており、「巡航速度」での下げトレンドとなっているのが分かります。 今後、マイナス1シグマラインを上抜けるか、それとも抑えられ続けるかがポイントと言えます。 詳しい解説は、『マーフィーの実践トレードコーチング有料掲示板』 2008年11月20日
添付のチャートはユーロ円相場日足スーパーボリンジャーです。 センターラインが下落傾向にある中、実勢レベルがセンターラインにことごとく上値を抑えられる推移しているのが分かります。 遅行スパンも実態線に絡む位置にあり、レンジ相場からの放れの可能性を示唆しています。 詳しい解説は、『マーフィーの実践トレードコーチング有料掲示板』 2008年11月18日
添付のチャートはユーロ円相場60分足スーパーボリンジャーです。 センターラインがフラット化傾向にある中、実勢レベルがセンターラインに絡む格好で推移しているのが分かります。 遅行スパンも実態線に絡む動きをしており、レンジ相場の様相を呈していることを示しています。 詳しい解説は、『マーフィーの実践トレードコーチング有料掲示板』 2008年11月16日
以下は本日発行しました無料メルマガの本文です。どうぞ、ご一読下さい。 ■まずはご連絡です。 私の「リアルタイムコーチングセミナー」を実施致します。 セミナー開催当日はマーケットがオープン中ですので、まさに「リアルタイムセミナー」となり、他では味わえない内容にさせて頂きたいと思っています。 また、今回は「有料セミナー」ということで、「無料セミナー」との違いを出来るだけ出したいと考えています。 ■以下、セミナーの内容です。 尚、私(マーフィー)のセミナーは、後半部分(午後5時以降)となります。 11月24日(月)祝日に同じ会場で、午後2時からと5時からセミナーを開催します その後、7時半頃から懇親会を開催します。 ●新イーグルフライ500号記念感謝無料第2段セミナー神田2 内容は11月08日の内容とほぼ同じです。 日時 11月24日(月)祝日 午後2時~4時 開場2:30 会場 東京神田 フォーラムミカサ http://www.fpnet-ec.com/products/detail.php?product_id=51 ●マーフィーのリアルタイムコーチングセミナー 11月24日(月)祝日 午後5時~7時 開場4:30 内容 私(マーフィー)が実際に動いているチャートをプロジェクターで 会場 東京神田 フォーラムミカサ http://www.fpnet-ec.com/products/detail.php?product_id=50 両方参加される方はできるだけ、両方同時にカートに入れてください。 ●会場 フォーラムミカサ 備考 PCを持ち込まれてもPCの接続環境は用意していません。 ●7時半頃から懇親会を開催します。5000円程度 ●備考 マーフィーのリアルタイムコーチングセミナーは原則クレジット決済で 両方参加の方は、なるべく両方同時にカートに入れてください。 分からない点は info@eagle-fly.com までメールください。 セミナー終了後、懇親会を近くで行いたいと思います。 カートの途中に「その他お問い合わせ欄」がありますので 掲示板のハンドル名をお持ちの方はハンドル名を書いてください。 懇親会参加希望の方は「懇親会参加希望」と書いてください。 その他、希望等あれば書き込んでください。 ●カートを使う上での注意 ■さて、続いてマーケットです。 先週末のマーケットは、乱高下の展開となりました。 週末にワシントンで開催される20カ国・地域(G20)による緊急首脳会合(金融サミット)の行方を注視する中、10月の小売売上高が過去最大の落ち込みとなり、今後の景気見通しに対する懸念が広がったことなどを背景に、株価は引けにかけ急落しました。 それを受けて、それまで比較的堅調地合いであったドル円やユーロ円等のクロス円相場がニューヨーク市場の引けにかけて反落する格好となりました。 相変わらず株価に敏感に反応する為替相場が続いていますが、週末の相場展開もやはり株価動向に左右される展開となったようです。 それでも、ここ最近は、ドル円やユーロ円等のクロス円相場は、概ね、底固い動きをしており、ポンド円を除いて、10月24日の安値を底に反転上昇の途上にあります。 14日金曜日も1日前の13日の上昇幅の半値程度の下げにとどまっており、基調としては「じり高の展開」継続中と言えそうです。 ■それでは、以下、具体的に相場を検証したいと思います。 ユーロ円相場を例にとって日足スパンモデルで売買シグナルを見てみましょう。 ここで、より分かりやすくご理解して頂く為に、チャートを表示させて頂きました。 本文の下のコーナーをご覧下さい。 今年1月3日にユーロ売りシグナルが点灯、その後4月2日に買いシグナルに転換、そして8月13日に売りシグナルに転換して以降、現在も売りシグナル点灯継続中です。 直近(14日時点)では、実勢ローソク足がレジスタンスゾーンの下限を下回って推移しており、ユーロ軟調相場となっているのが分かります。 ところで、日足スパンモデルは、今年に入って11カ月強の期間に、シグナルはたったの3回だけしか点灯していません。 尚、直近の売りシグナルが点灯した8月13日のニューヨーク市場終値は163.44円だったことが分かります。 ところで、日足スパンモデルの売買シグナルの判断は、日足終値、すなわち、ニューヨーク市場の終値(ニューヨーク時間午後5時時点の価格)でもって行います。 日足スパンモデルのシグナルは、1年間に数回程度しか点灯しないため、実際のトレードでのポジションのタイミングを計るには、60分足スパンモデル等のより短期の時間枠のスパンモデルを利用する必要があります。 実勢レベルとスパンモデルのサポートゾーン(もしくはレジスタンスゾーン)との位置関係をチェックすることで、ある程度まではシグナル転換を「予測」することは可能ですが、やはり、より短期のスパンモデルでのシグナルを利用するのが効率的です。 ■私は、トレードのポジションテイクの判断に、主にスパンモデルを利用していますが、相場のトレンド性を判断する上で欠かせないのが、「スーパーボリンジャー」です。 「スーパーボリンジャー」は、一般的に用いられている「ボリンジャーバンド」に遅行スパンを加えたものです。 ただし、ここで用いる遅行スパンは、スパンモデルにおける26単位過去に戻したスパンではなく、21単位過去に戻したものである点に注意です。 センターラインは21単位の単純移動平均線であることから、21単位の遅行スパンにするところが「ミソ」なのです。 この「スーパーボリンジャー」のバンドの形状、センターラインの方向性、実勢レベルと各ラインとの位置関係、遅行スパンの位置関係などを判断材料とします。 この判断の方法は、一般のボリンジャーバンドと様々な点で異なっています。 見た目には、「スーパーボリンジャー」は一般のボリンジャーバンドに遅行スパンが加わっただけのものに見えますが、実際の判断を行う上では特別な方法を用いる点、ご理解頂きたいと思います。 ■ユーロ円相場を例にとって、日足スーパーボリンジャーを見てみましょう。 先ほどと同様に、より分かりやすくご理解して頂く為に、チャートを表示させて頂きました。 本文の下のコーナーご覧ください。 センターラインである21時間線(青色のライン)が実勢ローソク足の上値をことごとく抑えているのが見てとれます。 一方で、ここ最近は、実勢ローソク足がマイナス1シグマライン(緑色のライン)の上方にて推移しているのも分かります。 ユーロ円相場の底固さを示しているわけです。 私はトレンド強弱の判定に当たって、殊のほか、この緑色のラインであるプラス・マイナス1シグマラインを重視しています。 続いて、遅行スパンの位置に注目です。 次第に実勢ローソク足に接近しているのが分かります。 相場の転換を迎えつつあることを教えてくれているわけです。 スーパーボリンジャーのバンド幅が次第に収束しつつある点も、相場が煮詰まってきていることを示しています。 以上のように、「スパンモデル」と「スーパーボリンジャー」を用いた相場分析、トレード手法は、極めて実践的なものですが、実際の相場展開を前にコーチングさせて頂くとお分かりになり易いかと思います。 今回の11月24日の有料での「リアルタイムセミナー」もそのような趣旨で実施させて頂くものです。 尚、この「スパンモデル」と「スーパーボリンジャー」についての詳しい解説を、160ページに及ぶEブック(電子書籍)という形で刊行させて頂いております。 ↓ ↓ コーチング掲示板では、毎日の相場の詳しい解説等に加えて、様々なご質問にお答えさせて頂きますので、どうぞ、毎日のトレードにご活用されてみて下さい。 ■さて、話をユーロ円相場に戻しまして、現在の相場の位置関係を、時間分析を踏まえて判断してみると、10月27日の安値である113.62円を底にユーロ反転上昇する過程にあると読んでいます。 週足時間分析によると、安値と安値を結ぶ時間に「対等時間」が見いだされることから、10月27日の週が当面の安値となる公算が高いと判断されるわけです。 相場のトレンドを分析する上で、「スーパーボリンジャー」が重要であると上記に書かせて頂きました。 また、実際のトレードの売買判断は「スパンモデル」が有力な武器となります。 しかしながら、より的確な売買判断を行うとなると、やはり時間分析や価格分析は重要です。 特に、「時間分析」が肝要となります。 何故ならば、相場のトレンド性が分かり、売買のタイミングが分かっても、どうしても「タイムラグ」が生じるからです。 「タイムラグが生じる」とは、相場が高値や安値をつけて反転してから実際の売買シグナルが点灯したり、トレンド性が明確になったりするには、相応の時間を要するということです。 ■「相場は時間である」とは、「一目均衡表」の創始者である一目山人翁が仰る名言ですが、確かに、相場変動要因の中で、時間のリズムは大きな要素です。 中長期的には週足時間分析、短期的には日足時間分析をベースとして相場のターニングポイントである「変化時間帯」を探ります。 「変化時間帯」というものは、すべて転換するという意味ではないことから、「転換時間帯」とは表現されません。 「転換する場合」は多いものの、「相場加速の場合」や「単純継続の場合」もあるからです。 ところで、「スパンモデル」は一目均衡表の改造版とも言えるチャートですが、相場の方向性を瞬時に判断する上での工夫がされています。 特に、赤色と青色のスパンや、ゾーンの色でもって、相場のトレンドを見分けるという、極めて単純明解なチャートです。 そもそも、相場に参加する(エントリー)に際して、あれこれ考えたり、分析したりして時間を費やしていては、相場の流れに乗り遅れてしまいます。 その点、「シンプル・イズ・ベスト」をモットーとする「スパンモデル」は実に解釈方法が単純です。 何と言っても、赤色スパンと青色スパンをベースとするシグナル判断は、まさに「視覚に訴える」方法です。 最初のうちは、「生兵法は怪我のもと」の通り、若干の慣れが必要とも言えますが、次第に、見た眼で直感的に判断出来るようにもなります。 何と言っても、ご自分のトレード環境に応じて、また、ご自分の資金量、リスク量等々も勘案して、利用出来る点が、他のチャート分析と異なる点です。 特に、ここ最近は、一日の中での相場変動率が上昇しており、チャンスは極めて多いとも言えます。 ぜひ、「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」、そして「時間・価格分析」を応用して頂いて、毎日のトレードに役立て頂ければと思います。 尚、詳しい相場解説や相場予測は、「有料メルマガ」にて書かせて頂きます。 以上です。 2008年11月16日
先ほど発刊しましたメルマガの参考資料チャートです。 どうぞご参照ください。 2008年11月14日
添付のチャートはユーロ円相場60分足スーパーボリンジャーです。 センターラインが上昇傾向にある中、実勢レベルがセンターラインを上回り、さらにプラス1シグマを上回って推移しているのが分かります。 実勢レベルが終値ベースにてプラス1シグマラインをホールド出来るかどうかが、上昇トレンド継続かどうかの分岐点と言えそうです。 詳しい解説は、『マーフィーの実践トレードコーチング有料掲示板』 2008年11月13日
添付のチャートはユーロ円相場60分足スーパーボリンジャーです。 センターラインがフラット化傾向にある中、実勢レベルがセンターラインを上回り、さらにプラス1シグマを上回って推移しているのが分かります。 60分足終値がセンターラインにサポートされている限りは、じり高の相場展開が予測されます。 今後、バンド幅が拡大するにつれて、相場が堅調に推移するかどうかがポイントです。 ここ数日に亘り、センターラインである21時間線に抑えられ、軟調地合いを続けてきただけに、相場の流れに変化が生じるかどうか注目です。 詳しい解説は、『マーフィーの実践トレードコーチング有料掲示板』 2008年11月13日
添付のチャートはドル円相場60分足スーパーボリンジャーです。 センターラインが下落傾向にある中、実勢レベルがセンターラインを下回る一方で、マイナス1シグマを上回って推移しているのが分かります。 マイナス1シグマラインにサポートされている限りは、じり高の相場展開が予測されますが、目先の戻りのターゲットは、センターラインである21時間線であり、さらにプラス1シグマライン、プラス2シグマランと続いていきます。 詳しい解説は、『マーフィーの実践トレードコーチング有料掲示板』 |
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